当社の校正受託業務に於いて、ご提出する関係種類等の概要をご説明申し上げます。 尚、これらはサンプルを用意しておりますのでご活用頂ければ幸いです。
- 校正仕様書
校正内容確認の証として、事前に取り交わし契約の確認の一部と致します。
- 客先様のご指定がある場合は、可能な限り優先採用致します。
- 客先様のご指定が特に無い場合は、当社の標準仕様と致します。
- 校正実績リスト
試験成績書のデータを基に、校正を実施した機器のリストを合格品、不合格品に分けて発行致します。
- 表題部分には、依頼者名、校正実施者を記し、リスト部分には、番号順に被校正品の管理番号、名称、型式、製造番号など。
- 試験成績書
表題部分には、次の事項を表記致します。
- 依頼者名、校正実施者、被校正器の型式、名称、製造者、製造番号、管理番号、試験年月日、試験環境、使用標準器(管理番号、型式、名称、製造番号、有効期限)など。
試験成績部分には、次の事項を表記致します。
- 校正仕様書に基づく、校正項目、校正ポイントごとに試験の結果を(原則的には、数値で)記録し、保存します。
- 校正値(表示値)の他、校正仕様に基づく許容上限値、許容下限値、判定(表示・不表示を自由選択)など。
- 校正証明書
試験結果が仕様を満たした被校正品について次の事項を表記した校正証明書を発行致します。
- 依頼者名、校正実施者、被校正器の型式、名称、製造者、製造番号、管理番号、試験年月日、試験場所、試験環境、校正結果を証明する文言、使用標準器(管理番号、型式、名称、製造番号、有効期限)など。
- トレーサビリティーチャート
当社の「全標準器の体系概要」および「個々の被校正品の校正に用いた標準器の具体的な体系」の2通りを発行致します。
- 全標準器の体系概要は、単位別に国家基準等への校正体系を示します。
- 使用標準器の校正体系は、個々の試験成績書のデータを基に被校正品の校正に使用した標準器を 抽出し、予めコンピュータ登録されている各標準器の校正体系を自動的に図式化したものを示します。
- 各種ラベル
- 「校正済」ラベル(機器に合わせ大・小各2種)
試験の結果合格品には、校正実施月を表記した「校正済」ラベルおよび客先の指示に基づき、校正有効期限を表記した「校正済」ラベルを用意し、何れかを選択使用致します。
- 「封印」ラベル
機器の匡体などに開いている調整用の穴などに対し、保護用「封印」ラベルを貼付するため用意致しております。
- 各種ラベルはラミネートされており表示内容がアルコールなどで表面を拭いても文字が消える心配がありません。
- 標準器の試験成績書
当社が保有する全ての標準器は、国家機関などに対してトレーサビリティを有し、その試験成績書の 写しは、ご要求により提出致します。
※上記 1)-b),2),3),4)-b),5),6)-a) の各書式は、ご要求により和文、英文の何れでも対応致します。
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